Nintendo Switch 2の発売から半年が経過し、初の年末商戦を迎えた今、ハードの普及と共に大型タイトルのヒットが相次いでいます。
今回は、2025年12月現在、すでに発売済みまたは予約販売中のタイトルに限定し、今遊ぶべきSwitch 2ソフトをランキング形式でご紹介します。年末年始のお供選びにぜひお役立てください。
第1位:マリオカート ワールド
『マリオカート ワールド』徹底解剖
- 発売日: 2025年6月5日(Switch 2 ローンチタイトル)
- 開発: 任天堂 情報開発本部
1. シリーズ初!広大な「ワールドマップ」を自由に走行
タイトルの「ワールド」が示す通り、本作の最大の特徴は従来の「メニュー画面でカップを選ぶ」形式を廃止(※設定で旧来方式も選択可)し、シームレスなオープンワールド型のハブエリアを採用した点です。
- 世界がつながっている: ピーチ城を中心とした平原、ドンキーコングのジャングル、クッパの火山地帯などが一つの巨大な大陸としてつながっています。プレイヤーは自分のカートでこの世界を自由に走り回り、各エリアにあるゲートをくぐることでレースに参加します。
- 探索要素: マップ上には隠しコインや、伝説のパーツが入った宝箱が配置されています。壁を登ったり、グライダーで谷を越えたりと、レース外でもカートの操作テクニックを楽しむことができます。
2. Switch 2の性能を見せつける「ダイナミック・トラック」
レース中のコース変化が、前作『8 デラックス』とは比較にならないほど劇的になっています。
- リアルタイム天候・時間変化: レース中に夕暮れから夜になったり、晴天から嵐になったりします。雨が降ると路面に水たまりができ、ハンドル操作がシビアになるなど、物理演算がリアルタイムで挙動に影響します。
- コースの崩壊と再生: 例えば「ハイラル城下町」コースでは、周回ごとにガノンが登場して道を破壊しますが、次の周ではゼルダ姫の力で光の橋が架かるなど、ラップごとに全く異なるルートを走らされるギミックが満載です。
3. 「マリオカートメーカー」機能の一部実装
完全なコース作成とまではいきませんが、「カスタムカップ」機能が非常に充実しています。
- ギミック配置: 既存のコースに対し、アイテムボックスの位置、ジャンプ台の有無、障害物(ドッスンやクリボー)の数をプレイヤーが調整し、オリジナルのルールでフレンドと遊ぶことができます。
- デカール(ステッカー)編集: カートのボディに、自分で描いたイラストやプリセットのスタンプを自由に貼り付けられる機能が追加されました。オンラインロビーでは、個性的な「痛車」のようなカートを見せ合う文化が生まれています。
4. 進化したオンライン対戦「サバイバルグランプリ」
通常のレースに加え、新モード**「サバイバルグランプリ」**が爆発的な人気を博しています。
- 20人同時対戦: Switch 2の処理能力により、参加人数が最大20人に増加。
- ノックアウト方式: 3周するのではなく、一定時間ごとに下位のプレイヤーが強制的に脱落していくバトルロイヤル形式です。最後まで走り続けた1人が勝者となります。この緊張感はこれまでのマリオカートにはなかったものです。
5. 没入感を高める「ハプティック(触覚)フィードバック」
Switch 2の新型コントローラーの機能をフル活用しています。
- 路面の感触: アスファルト、ダート、氷、金属など、タイヤが接する素材によって手元に伝わる振動の質感が明確に異なります。
- アイテムの衝撃: 赤甲羅を持った時の重みや、ダッシュキノコを使った瞬間の加速の「G」を感じるような振動演出があり、没入感が段違いです。
総評:単なるレースゲームを超えた「ドライブ・アドベンチャー」
『マリオカート ワールド』は、単に画質が良くなっただけの続編ではありません。「マリオの世界をカートで冒険する」という新しい体験を提供しつつ、対戦ツールとしての完成度も極限まで高められています。
12月現在、年末年始のアップデートで新エリア「スペース・ギャラクシー」(『スーパーマリオギャラクシー』モチーフのエリア)の開放も予定されており、その勢いは2026年も止まりそうにありません。Switch 2を買うなら、まずはこれを選べば間違いなしと言える一本です。

第2位:Pokémon LEGENDS Z-A(ゼットエー)
『Pokémon LEGENDS Z-A』の詳細解説
- 発売日: 2025年10月16日
- 舞台: カロス地方・ミアレシティ
- テーマ: 都市再開発と「人とポケモンの共存」
1. 舞台は「ミアレシティ」一箇所のみ。しかし広大。
本作最大の特徴は、冒険の舞台が広大なフィールドではなく、一つの巨大都市「ミアレシティ」の中に完結している点です。
- 完全シームレスな巨大都市: Switch 2のマシンパワーにより、かつて『ポケモン X・Y』ではエリアごとにロードが入っていたミアレシティが、地下水路からプリズムタワーの頂上まで、一切のロード画面なしでつながっています。
- 立体的な探索: プレイヤーは新ライドポケモン(ゴーゴートの進化形や、空を飛ぶポケモンなど)を駆り、ビルの屋上を飛び回ったり、壁を走ったり、地下鉄の廃線を探索したりと、縦横無尽に街を駆け巡ることができます。これまでのシリーズにはなかった「都市型パルクールアクション」が楽しめます。
2. ストーリー:「都市再開発構想」の裏側で
物語の時系列は、ミアレシティが近代的な姿へと生まれ変わろうとしている「都市再開発」の時代です。
- 「Z」と「A」の謎: タイトルの「Z」は伝説のポケモン**「ジガルデ」、「A」はカロス地方の歴史に関わる人物「AZ(エーゼット)」**や「始まり(アルファ)」を指しているとされ、街の地下深くに眠る古代のエネルギーと、再開発による生態系への影響を巡る重厚なストーリーが展開されます。
- 共存の難しさ: プレイヤーは「都市開発局」の特別班として活動します。工事によって住処を追われたポケモンを保護したり、街中に迷い込んだ危険なポケモンを鎮めたりしながら、人とポケモンがどうすれば狭い都市で共に暮らせるかを模索していきます。
3. 進化した「捕獲」と「バトル」アクション
『LEGENDS アルセウス』のアクション性をベースにしつつ、都市環境に合わせた調整がされています。
- ステルスと道具の活用: 自然の草むらが少ないため、物陰に隠れたり、街灯の上に登ったり、あるいは「エサ」や「煙玉」などの道具を駆使してポケモンに近づく戦略性が増しています。路地裏でのチェイス(追いかけっこ)も発生します。
- メガシンカの復活と戦略性: 本作では**「メガシンカ」**がバトルシステムの中心に帰ってきました。野生の凶暴化したポケモンもメガシンカを使ってくるため、非常に歯ごたえのあるバトルが楽しめます。
- 新メガシンカ: 既存のメガシンカポケモンに加え、カロス御三家(ブリガロン、マフォクシー、ゲッコウガ)や、他の地方のポケモンにも新たなメガシンカが多数追加されています。
4. 街の「生態系」シミュレーション
Switch 2の性能により、街の中で暮らすポケモンたちのAIが驚くほど賢くなっています。
- 生活感: カフェのテラスで客引きをするポケモン、路地裏で縄張り争いをする集団、屋上で日光浴をする飛行ポケモンなど、まるで生きているかのような挙動を見せます。
- 時間と天候: 夜になるとゴーストタイプが街灯に集まったり、雨が降ると水タイプが水路から上がってきたりと、環境によって出現するポケモンや行動パターンが変化します。
5. 通信要素:「共闘レイド」
『LEGENDS』シリーズはシングルプレイ重視ですが、本作では特定のエリア(歪みの空間など)で発生する強力な「ヌシ」ポケモンに対し、最大4人のプレイヤーで協力して挑む**「市街地防衛レイド」**が実装されています。
総評:シリーズの常識を覆す「都市型ポケモン」
『Pokémon LEGENDS Z-A』は、「冒険=草むらや森へ行く」というポケモンの常識を覆し、コンクリートジャングルの中にも生態系があることを描いた意欲作です。
12月現在、クリア後のやりこみ要素として「バトル施設」の建設プロジェクトや、色違いのジガルデを巡るイベントも配信されており、長く遊べる一本となっています。年末年始はミアレシティの再開発に没頭してみてはいかがでしょうか。

第3位:メトロイドプライム4 ビヨンド
『メトロイドプライム4 ビヨンド』徹底解説
- 発売日: 2025年12月4日
- 開発: レトロスタジオ(Retro Studios)
- ジャンル: 一人称視点アドベンチャー(FPA)
1. 宿敵「サイラックス」との因縁、ついに決着
本作の物語の核となるのは、『メトロイドプライム3』や『フェデレーションフォース』でその存在が示唆されていた謎のバウンティハンター**「サイラックス(Sylux)」**との対決です。
- 銀河連邦への復讐: 銀河連邦とサムス・アランを激しく憎むサイラックスが、極秘研究施設を襲撃する場面から物語は動き出します。彼はなんと絶滅したはずの**「メトロイド」**を従えており、それを兵器として利用しようと画策しています。
- 「ビヨンド」の意味: タイトルの「Beyond(彼方へ、超えて)」が示す通り、物語は既知の銀河を超えた領域、あるいは次元の裂け目に関わる壮大なスケールで展開します。サイラックスがなぜ連邦を憎むのか、その過去も本作で明らかになります。
2. Switch 2が実現した「究極の没入感」
「メトロイドプライム」シリーズの特徴であるバイザー越しの視点(HUD)が、Switch 2の描画能力によって実写と見紛うレベルに進化しています。
- 4K / 60fpsの衝撃: 激しい戦闘中でもフレームレートは滑らかな60fpsを維持。雨がバイザーに滴る表現、蒸気による曇り、近くで爆発があった際のノイズなどがリアルタイムで処理され、まるで本当にパワードスーツを着ているかのような錯覚に陥ります。
- 環境描写: 公開されていたトレーラーにもあった緑豊かなジャングルエリアや、荒廃した遺跡の光の反射、影の描写が美しく、ただ探索してスキャンデータを集めるだけでも時間が溶けていきます。
3. 「スキャン」と「探索」の深化
FPS(シューター)に見えますが、本質は「謎解き」と「探索」にあります。
- 新バイザー能力: 定番の「スキャンバイザー」「サーマルバイザー」に加え、今回は物質の時間を部分的に操作したり、過去の幻影を見たりする新たなバイザー能力が登場。これにより、崩れた橋を一時的に直して渡るなどのパズル要素が加わっています。
- シームレスなモーフボール: 狭い通路に入り込む際、一人称視点から三人称視点のボール形態への移行がかつてないほどスムーズで高速です。戦闘中にボールになって敵の股下を抜け、背後を取って射撃するといったスタイリッシュな戦法も可能です。
4. コントローラーによる「感触」のフィードバック
Switch 2のコントローラーのハプティック(触覚)機能が、サムスの孤独な戦いを演出します。
- チャージビームの鼓動: アームキャノンにエネルギーを溜めている間、指先に「ブーン、ブーン」というエネルギーの脈動が伝わってきます。
- 環境の感触: モーフボールで硬い金属の床を転がる時の「ゴロゴロ」感と、湿地帯を転がる時の重い感触の違いが明確に分かります。
- トリガーの抵抗: ミサイルを発射する際、トリガーに僅かな抵抗(アダプティブトリガー)がかかり、物理的な発射機構を操作しているような手応えがあります。
5. 探索の自由度と「シーケンスブレイク」
開発チームであるレトロスタジオは、シリーズファンが愛する「シーケンスブレイク(本来の順序を無視してアイテムを取る高等テクニック)」を、あえてゲームデザインの一部として許容している節があります。
- 上級者向けの隠しルート: 初心者はナビゲーション通りに進めばクリアできますが、熟練者はボムジャンプや壁蹴りを駆使して、本来なら後半で手に入る強力な装備を序盤に入手できるようなマップ構造が用意されています。これにより、2周目以降のタイムアタックが非常に熱くなっています。
総評:8年待った甲斐がある「傑作」
『メトロイドプライム4 ビヨンド』は、派手な演出だけでなく、孤独な探索の静けさと、強敵と対峙した時の緊張感のバランスが絶妙です。
12月現在、SNS上では「今年のGame of the Year(GOTY)候補確実」「Switch 2を買ってよかったと思える最高のグラフィック」といった賞賛の声が溢れています。重厚なSF映画の主人公になりきりたい方には、これ以上ない体験となるでしょう。

第4位:桃太郎電鉄2 ~あなたの町も きっとある~ Switch 2 Edition
『桃太郎電鉄2 ~あなたの町も きっとある~ Switch 2 Edition』詳細解説
- 発売日: 2025年11月13日
- 開発・販売: コナミデジタルエンタテインメント
- ジャンル: ボードゲーム
1. 副題の通り!狂気的なまでの「駅数」増加
本作の最大のセールスポイントは、収録物件駅数が前作の約3倍、4000駅以上に達したことです。
- 「えっ、この駅まであるの?」: これまでは県庁所在地や主要都市に限られていた物件駅が、各駅停車しか停まらないようなローカル駅や、実際の地図上の小さな町まで網羅されています。「自分の地元の最寄り駅が物件駅になっている」という体験ができる可能性が極めて高く、SNSでは「俺の地元、畑しかないのに物件駅になってる!」といった報告で盛り上がっています。
- 東日本・西日本 分割収録: あまりにマップが広大になりすぎたため、日本列島を1枚で遊ぶ「全国モード」に加え、より詳細なルート分岐がある「東日本編」「西日本編」という独立したマップモードが搭載されました。Switch 2の読み込み速度のおかげで、この巨大マップでもズームやスクロールが爆速で、テンポを損ないません。
2. 恐怖の変身!新ボンビー「ブラックホールボンビー」
桃鉄の華といえばキングボンビーの悪行ですが、本作で初登場した変身形態は、Switch 2の描画能力を悪用(?)した**「ブラックホールボンビー」**です。
- マップごっそり消失: このボンビーに取り憑かれると、ターン終了時に**「マップの一部をブラックホールに吸い込んで消滅」**させます。
- 通行止め: 消滅したエリアは数ターンの間、線路が寸断されて通行不能になります。これにより、目的地へのルートが物理的に断たれたり、閉じ込められたりするため、単にお金を失う以上の戦略的なパニックが引き起こされます。画面上の空間が歪む演出は必見(そして絶望)です。
3. Switch 2ならではの「4K・60fps 桃鉄」
「すごろくに高画質は必要か?」という声を黙らせるほどの快適さが実現されています。
- 情報の視認性: 4K解像度に対応したことで、マップを最大まで引いても駅名や物件の価格がくっきりと読めます。全体図を把握しながらプレイする際のストレスが皆無になりました。
- ハプティック振動: サイコロを振る時の「コロコロ」という感触や、電車がガタンゴトンと走る振動、そしてキングボンビーが登場した時の「ズシ…ズシ…」という重低音のような振動が手に伝わり、臨場感が増しています。
4. 地域創生モード「マイタウン・デベロッパー」
通常の「いつもの桃鉄」とは別に、1人でじっくり遊ぶための新モードが好評です。
- 町を作る: 好きな駅を1つ選び、そこを拠点として発展させていくシミュレーション要素の強いモードです。稼いだお金で駅ビルを建て替えたり、球場を誘致したりして、その駅の収益率と人口を増やしていきます。
- 実在データとの連携: 一部の自治体とコラボしており、実際の特産品や観光名所が非常にリアルなイラストと解説付きで紹介されます。「遊ぶだけで地理と経済に強くなる」という教育的側面もさらに強化されました。
5. オンライン対戦の「革命的」進化
前作で課題だったオンライン対戦の仕様が、Switch 2の通信機能に合わせて刷新されました。
- スタンプ&ボイスチャット: コントローラーのマイクを使ったボイスチャットが標準搭載(オンオフ可)されたほか、プレイ中に感情を伝える「動くスタンプ」の種類が倍増。煽り合いや同盟の相談がよりスムーズになっています。
- 途中抜けAIの賢さ: 誰かが通信切断した場合に代打ちする「CPU」の思考レベルを、ホストプレイヤーがその場で調整できるようになりました。「切断したプレイヤーの借金をAIが神プレイで返済する」といったドラマも生まれています。
総評:年末年始の「コタツの王様」
『桃太郎電鉄2 ~あなたの町も きっとある~』は、単にマップを広げただけでなく、「自分の住む町」への愛着をゲームプレイに組み込んだ点が画期的です。
親戚が集まった時に「うちの近くの駅、何が売ってるか見てみようぜ」と盛り上がれる、まさに年末年始のために生まれたようなソフトです。ただし、ブラックホールボンビーによる「リアルファイト」にはくれぐれもご注意を。

第5位:カービィのエアライダー(リメイク版)
『カービィのエアライダー(リメイク版)』徹底解説
- 発売日: 2025年11月20日
- 開発: ハル研究所
- ジャンル: アクションレース
1. 伝説の「シティトライアル」が16人対戦に対応
本作最大の目玉であり、最も遊ばれているモードです。街中を走り回ってアイテムを集め、マシンを強化して最終決戦に挑むこのモードが、Switch 2で劇的な進化を遂げました。
- 最大16人のバトルロイヤル: 従来は最大4人でしたが、オンラインでは最大16人が同じ街で強化を競い合います。マシンの取り合いや、イベント発生時のわちゃわちゃ感が桁違いです。
- マップ拡張「ネオ・シティ」: おなじみの街並みをベースにしつつ、エリアが約2倍に拡張されました。『星のカービィ ディスカバリー』を彷彿とさせる廃墟ビル街や、地下鉄エリアが追加され、縦方向への探索要素が増しています。
- 即リトライ: Switch 2の爆速ロードにより、試合終了から次のマッチングまでが数秒。これにより「もう一回!」が止まらない中毒性を生み出しています。
2. 操作はそのまま、グラフィックは超美麗に
「Aボタンでチャージ、離してダッシュ」という極限までシンプルな操作性は、あえて一切変更されていません。
- 4K・レイトレーシング: 操作はシンプルですが、映像は最新鋭です。ワープスターの光沢、デビルスターの禍々しい質感、ウィングスターの羽の透明感などが、レイトレーシング表現によって美しく描かれています。
- エフェクトの派手さ: プラズマ能力を最大まで溜めた時の放電エフェクトや、メテオが街に降り注ぐイベントの迫力は圧巻。画面は派手になりましたが、60fps張り付きで動作するため視認性は抜群です。
3. 歴代カービィ要素を取り入れた「新マシン&コース」
オリジナル版の全マシン・全コースに加え、近年のカービィシリーズをモチーフにした新要素が多数追加されています。
- 新マシン:
- 「ロボボアーマー・バイク」: 『ロボボプラネット』から参戦。重量級ですが、破壊力が凄まじく壁を壊してショートカットできます。
- 「ほおばりヘンケイ(車)」: 『ディスカバリー』から参戦。操作感は独特ですが、ドリフト性能が異常に高いテクニカルなマシンです。
- 新コース:
- 「ワンダリア・パレード」: 遊園地を舞台にした煌びやかなコース。動くアトラクションを避けながら進みます。
- 「ジャマハルダ脱出」: 『スターアライズ』の要塞を舞台にした、激しいギミック満載の難関コースです。
4. 「クリアチェッカー」とカスタマイズの沼
やりこみ要素である「クリアチェッカー」も健在で、マス目は全200個以上に増加しています。
- マシンのスキン変更: クリアチェッカーの報酬として、マシンのカラーリングや、貼れるデカール(ステッカー)、ブーストのエフェクト色などを変更できるようになりました。性能は変わりませんが、オンラインロビーで個性をアピールできます。
- 裏BGM設定: アニメ版『星のカービィ』の劇中曲や、歴代シリーズのアレンジ曲など、レース中のBGMを自由に設定可能です。特に「チェックナイト(伝説のエアライドマシンのテーマ)」のオーケストラアレンジ版は鳥肌モノと評判です。
5. Switch 2コントローラーによる「走りの感触」
シンプルなゲームだからこそ、振動による情報伝達が強化されています。
- 路面のフィードバック: 草原、マグマ、氷、鉄板など、走っている場所の質感が「ゴロゴロ」「ツルツル」「カキンカキン」と微細な振動で伝わります。
- チャージの溜まり具合: 画面を見なくても、Aボタンを押している指への振動の強さで「いまチャージが満タンになった」ことが分かります。これがコンマ1秒を争うレースで非常に役立ちます。
総評:全ゲーマーが待っていた「究極のパーティゲーム」
かつてゲームキューブで遊んだ世代は懐かしさと進化に涙し、初めて遊ぶ子供たちは「なにこれ面白い!」と熱狂する。『カービィのエアライダー(リメイク版)』は、世代を超えて遊べる最高のアクションレースゲームです。
特に年末年始、親戚や友人が集まる場においては、難しい説明不要で誰でもすぐに盛り上がれる本作は「接待用ソフト」としても最強の選択肢となるでしょう。第5位という順位ですが、稼働率で言えばトップクラスかもしれません。

第6位:ゼルダ無双 封印戦記
『ゼルダ無双 封印戦記』徹底解説
- 発売日: 2025年11月6日
- 開発: コーエーテクモゲームス(ω-Force) / 任天堂
- ジャンル: アクション
1. 舞台は太古のハイラル「封印戦争」の時代
『ティアーズ オブ ザ キングダム』の物語で深く言及された、ハイラルの初代国王ラウルと王妃ソニアが魔王ガノンドロフと激突した、数万年前の「封印戦争」が本作のメインストーリーです。
- 本編を補完する壮大な物語: ゼルダの伝説本編では断片的に語られるに過ぎなかった、ラウル、ソニア、そして彼らを支えた賢者たちがどのようにしてガノンドロフを封印したのか、その壮大な歴史がプレイヤー自身の「無双体験」を通して詳細に描かれます。
- 新たなハイラル地図: 「時の神殿」や「始まりの台地」など、後の時代にも残る象徴的な場所が、封印戦争当時の姿で登場します。現代のハイラルでは見ることのできない、在りし日のゾナウ文明の技術が煌めく都市や、広大な地下空間も探索可能です。
2. プレイヤーは「始祖の賢者」たちを操作!
歴代の「無双」シリーズではリンクやゼルダがメインでしたが、本作では『ティアキン』の記憶の中でしか見られなかったラウル、ソニア、そして初代賢者たちが主要なプレイアブルキャラクターとなります。
- ラウル(初代ハイラル国王・光の賢者): 神秘的な光の力で広範囲の敵を一掃する必殺技を持つ、まさに戦場の切り札。防御力も高く、最前線で味方を鼓舞します。
- ソニア(初代ハイラル王妃・時間の賢者): 時を操る特殊能力で、敵の動きを止めたり、放たれた攻撃を巻き戻したりと、戦略的な立ち回りが得意。特定の状況下では敵の動きを遅くするフィールドも展開できます。
- ミネル(魂の賢者): 巨大なゴーレムに乗り込んで戦場を蹂躙。巨体の特性を活かしたパワフルな攻撃で、大量の魔物や大型の敵を打ち砕きます。
- その他の賢者たち: 各属性(炎、水、風、雷)の賢者たちも登場し、それぞれの属性攻撃や特殊スキルを駆使して戦場を彩ります。もちろん、若き日のリンクやゼルダ(過去に飛ばされた現代のゼルダも登場?)も参戦し、物語の進行と共に使用可能となります。
3. Switch 2が実現する「真の百人斬り」
本作の最大の特徴は、Switch 2の処理能力を最大限に活かした、**「圧倒的な数の敵表示数」**です。
- 画面を埋め尽くす魔物の群れ: 従来のハードでは表現しきれなかった、文字通り画面いっぱいに広がる大量のボコブリン、モリブリン、リザルフォス、そしてゾナウ族のゴーレムの群れを、賢者たちの強力な能力でなぎ倒す爽快感は、まさに「真の無双体験」と呼ぶにふさわしいものです。
- ダイナミックな環境変化: 戦場となるマップも、敵の攻撃やプレイヤーの必殺技によって地形が崩れたり、ゾナウテクノロジーのギミックが起動したりと、常に変化します。
4. 賢者の能力を駆使した「戦略的バトル」
『ティアキン』の「ウルトラハンド」や「スクラビルド」の概念を、無双シリーズのアクション要素として落とし込んでいます。
- 環境利用: 戦場に散らばる巨石や木材、ゾナウギアの残骸などを「ウルトラハンド」のように持ち上げて敵に投げつけたり、一時的に武器に「スクラビルド」して攻撃範囲や威力を増強したりと、状況に応じた戦術が可能です。
- 賢者の秘術: 各賢者固有の特殊能力(例えば、ラウルは敵の遠距離攻撃を光の盾で弾き返す、ソニアは特定の敵の動きを数秒間完全に停止させる)を使いこなすことで、戦況を有利に進めることができます。
5. 深まる「ハイラル史」の謎と新たな敵
『ティアキン』で登場した「瘴気」の概念が、本作でも重要な要素として登場します。
- 魔王ガノンドロフの猛威: 魔王ガノンドロフは、その圧倒的な力を複数形態でプレイヤーに襲いかかります。特に「瘴気」で強化された魔物たちは通常の敵よりも凶悪で、知略と武力の両面でプレイヤーを追い詰めます。
- ゾナウ族の秘密: 封印戦争当時のゾナウ文明の謎も深く掘り下げられ、彼らの高度な技術や、賢者たちとの関わりが明らかになります。ゾナウギアを使いこなす新たな敵や、古代の兵器も登場するかもしれません。
6. ローカル&オンライン共闘
無双シリーズの醍醐味である協力プレイももちろん健在です。
- おすそ分けプレイ: Joy-Conのおすそ分けプレイによるローカル2人協力プレイは、画面分割でも非常に安定しており、友達や家族と肩を並べて無数の敵をなぎ倒す爽快感は格別です。
- オンライン協力プレイ: 遠く離れた友人とも、オンラインで最大4人まで協力してミッションに挑めます。各プレイヤーが異なる賢者を操作し、連携して強力なボスに挑むといった戦略的な楽しみ方も可能です。
総評:歴史を追体験する「ゼルダの伝説」
『ゼルダ無双 封印戦記』は、単なるスピンオフに留まらず、本編の壮大な物語の深淵を掘り下げた、ファンにとって必見の作品です。Switch 2の性能を最大限に活かし、歴史の激動を肌で感じられるこのゲームは、今年の年末年始にハイラルの過去を探求するのに最適な一本となるでしょう。

第7位:スーパー マリオパーティ ジャンボリー Switch 2 Edition
『スーパー マリオパーティ ジャンボリー Switch 2 Edition』徹底解説
- 発売日: 2025年7月24日
- 開発: エヌディーキューブ / 任天堂
- ジャンル: パーティ
1. 待ち時間「ゼロ」へ。テンポが劇的改善
マリオパーティシリーズの長年の課題だった「ターン間の待ち時間」や「ミニゲーム開始前のロード」が、Switch 2のSSDと処理能力によってほぼ皆無になりました。
- サクサク進行: サイコロを振って移動し、イベントが起きるまでのレスポンスが爆速です。特にCPUのターンはスキップ設定なしでも高速で処理されるため、ゲーム全体のテンポが非常に良く、「もう1ターンだけ遊ぼう」となりやすい中毒性があります。
- シームレスなミニゲーム移行: ボードマップからミニゲーム画面への切り替えが一瞬です。暗転ロードがないため、没入感が途切れません。
2. 4K画質で描かれる「まるで映画」のようなビジュアル
キャラクターのモデルや質感は、大ヒットした『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』のクオリティに迫っています。
- 質感の向上: マリオのオーバーオールの布地、ピーチ姫のドレスの光沢、クッパの皮膚の質感などが4K解像度で緻密に描かれています。
- 料理ミニゲームの飯テロ: ステーキを焼く、ケーキをデコレーションするといった料理系ミニゲームのグラフィックが異常にリアルになり、深夜に遊ぶとお腹が空くと評判です。
3. 20人同時対戦「クッパアスロン」の真価
シリーズ初となる20人のプレイヤーで競うオンラインモード「クッパアスロン」は、Switch 2版でその真価を発揮しています。
- 処理落ちなしのわちゃわちゃ感: 旧Switch版ではキャラクターが密集すると若干フレームレートが落ちる場面がありましたが、Switch 2版では20人が同時に画面内で暴れ回っても60fpsを完全に維持します。
- サバイバル要素: ライバルを妨害するアイテムを使った際のエフェクトも派手になっており、ラストスパートのデッドヒートの視認性が向上しています。
4. 110種類以上のミニゲームと進化した「操作感」
収録ミニゲーム数はシリーズ最多の110種類以上。Switch 2の新型コントローラー(Joy-Con 2)の機能をフル活用しています。
- ハプティック(触覚)フィードバック:
- 「サイコロの感触」: Joy-Conを振ってサイコロを転がす際、中でサイコロがコロコロと転がる感触が手に伝わります。
- 「アクションの手応え」: 杭を打つ、綱を引く、フライパンを振るといった動作の重みや衝撃がリアルに再現されており、直感的な楽しさが増しています。
- マイク機能の活用: コントローラー内蔵マイクを使った「声」で操作するミニゲームも、認識精度が格段に向上しており、誤認識によるストレスがありません。
5. 新旧入り混じった「7つのボード」
舞台となるボードマップは、完全新作のボードと、過去作からのリメイクボードが収録されています。
- 「レインボーギャラリア」: 巨大なショッピングモールを舞台にした新作ボード。タイムセールでアイテムが安くなったり、エスカレーターでフロアを移動したりと、現代的なギミックが満載です。
- 「マリオのレインボーキャッスル」: 初代『マリオパーティ』からのリメイク。雲の上の幻想的な雰囲気が、レイトレーシングによる光の表現で美しく蘇っています。
6. 「ジャンボリーフレンド」システム
本作独自の新システムとして、ボード上に現れる仲間キャラクター「ジャンボリーフレンド」が登場します。
- 2人分の働き: フレンドを仲間にすると、一定期間一緒に移動してくれます。サイコロが2つ振れたり、ショップでアイテムを2つ買えたりと、戦略が大きく広がります。
- 取り合いバトル: フレンドを巡って発生する専用ミニゲームは特に白熱します。Switch 2版では、このフレンドキャラクターのAIも賢くなっており、頼もしい相棒として活躍してくれます。
総評:接待ゲームの決定版
『スーパー マリオパーティ ジャンボリー Switch 2 Edition』は、ロード時間の短縮とグラフィックの向上により、パーティゲームとしての快適さが極限まで高められています。
ゲームに慣れていない親戚やお子さんが集まっても、直感的な操作と美しい画面ですぐに楽しめます。年末年始、リビングのテレビで遊ぶなら、まずこのソフトを入れておけば間違いなく盛り上がる「鉄板」の一本です。

第8位:アサシン クリード シャドウズ
『アサシン クリード シャドウズ』徹底解説
- 発売日: 2025年12月2日(Switch 2版)
- 開発: Ubisoft Quebec
- ジャンル: オープンワールドアクションRPG
1. 舞台は「安土桃山時代」の日本
本作は16世紀後半、織田信長が天下統一へと突き進む安土桃山時代を舞台にしています。
- 圧倒的な映像美: Switch 2の性能により、日本の四季折々の風景が美しく描かれます。桜が舞う春の城下町、紅葉が燃える秋の寺院、雪に覆われた冬の山岳地帯など、フォトリアルなグラフィックで再現された日本を探索できます。
- 歴史上の人物: 織田信長をはじめ、明智光秀や徳川家康など、歴史の教科書でおなじみの人物たちがストーリーに深く関わってきます。史実とフィクション(アサシン教団とテンプル騎士団の戦い)が巧みに融合した物語は、日本人プレイヤーにとって非常に親しみやすいものとなっています。
2. 対照的な「2人の主人公」を使い分ける
本作最大の特徴は、プレイスタイルが全く異なる2人の主人公を、状況に応じて(あるいは好みで)切り替えてプレイできる点です。
- 奈緒江(なおえ) – 忍(シノビ):
- ステルス特化: 伊賀忍者の娘。闇に紛れ、屋根を走り、敵に見つからずに暗殺することを得意とします。
- 新装備: 「鎖鎌」や「くない」、そしてシリーズおなじみの「ヒドゥンブレード(隠し刃)」を駆使します。また、匍匐(ほふく)前進や、竹筒を使って水中に隠れるなど、忍らしい隠密アクションが充実しています。
- 弥助(やすけ) – 侍(サムライ):
- 戦闘特化: 史実にも存在する、織田信長に仕えたアフリカ人の侍。重厚な鎧を纏い、正面からの殴り合いで敵を圧倒します。
- パワープレイ: 「金砕棒」や「刀」を使い、敵の防御を崩し、鎧ごと粉砕するパワフルな戦いが楽しめます。複数の敵に囲まれても力でねじ伏せることが可能です。
3. Switch 2版は「ネイティブ動作」で快適
前世代機(Switch)では、高グラフィックなゲームは「クラウドバージョン(ストリーミング)」での提供が主でしたが、Switch 2版は本体でネイティブ動作しています。
- 遅延なしのレスポンス: クラウドではないため、入力遅延や通信環境による画質の劣化がありません。特に奈緒江のアクションにおける「ジャストガード」や「パルクール」の操作感が非常に快適です。
- 携帯モードでのAAA体験: このクラスの超大作オープンワールドが、寝転がりながら、あるいは移動中に携帯モードで遊べるというのは、Switch 2版だけの特権です。バッテリー持続時間も最適化されており、長時間のプレイが可能です。
4. 戦術を変える「四季」と「天候」システム
ゲーム内の時間はリアルタイムで経過し、季節や天候が変化します。これが単なる背景演出ではなく、ゲームプレイに直接影響します。
- 環境の変化:
- 冬: 池や川が凍りつき、水中を泳いで隠れることができなくなる代わりに、氷の上を歩いて侵入ルートを変えることができます。また、屋根の上の雪が落ちて敵に気付かれるリスクも発生します。
- 春・夏: 草木が生い茂り、背の高い草むらに隠れて敵を待ち伏せしやすくなります。暴風雨の夜は、雨音で足音が消されるため、隠密行動に最適です。
5. 独自要素「スパイネットワーク」の構築
プレイヤーは日本各地に「情報網」を築くことができます。
- 情報の収集: 町の人々や協力者から、ターゲットの居場所や警備の穴といった情報を集めます。
- 隠れ家のカスタマイズ: 自分の拠点を持ち、武器庫を作ったり、配下の忍を訓練したりすることができます。和風建築の屋敷を自分好みに改装できる要素も、箱庭ゲームとして人気を博しています。
総評:日本のゲーマーこそ遊ぶべき一作
海外スタジオが制作した「日本」ですが、今回は徹底的な時代考証と現地の専門家の協力により、違和感のない、それでいてゲームとして最高に美しい「ニッポン」が完成しています。
忍者として闇に生きるか、侍として誉れ高く戦うか。年末年始、Switch 2の高画質で戦国乱世に飛び込んでみてはいかがでしょうか。時代劇ファンなら間違いなく楽しめる一本です。

第9位:オクトパストラベラー0(ゼロ)
『オクトパストラベラー0(ゼロ)』徹底解説
- 発売日: 2025年12月4日
- 開発: スクウェア・エニックス / アクワイア
- ジャンル: RPG
- 音楽: 西木康智(全曲新曲)
1. 「HD-2D」の最終進化形
ドット絵と3DCGを融合させた映像表現「HD-2D」が、Switch 2の性能により別次元の美しさに到達しています。
- 4K解像度のドット絵: 4K出力に対応したことで、キャラクターのドット一粒一粒が鮮明でありながら、背景のボケ味や空気感がよりリアルに表現されています。
- ダイナミックなカメラワーク: 従来の固定視点風の画面だけでなく、イベントシーンやボス戦ではカメラが大胆に動き回り、ドット絵のキャラクターを迫力あるアングルで映し出します。特に巨大ボスとの戦闘における臨場感は過去作を大きく凌駕します。
- 光と粒子の表現: 魔法のエフェクトや、松明の炎、舞い散る雪や塵などのパーティクル(粒子)表現が大幅に増量され、画面全体の情報量が圧倒的です。
2. 物語:神々がまだ地上にいた「暗黒の時代」
タイトルが示す通り、本作はシリーズの前日譚にあたります。舞台は、のちにオルステラ大陸(あるいはソリスティア)と呼ばれることになる土地の、数百年〜数千年前の古代です。
- 13の神々の伝説: シリーズを通して語り継がれてきた「聖火教会の成立」や「邪神の封印」といった神話級の出来事が、リアルタイムの歴史として描かれます。
- ダークファンタジー: 文明が未発達で、魔物がより凶暴だった時代であるため、ストーリーは全体的にシリアスで過酷です。「生き残るための旅」という側面が強く、プレイヤーの選択が重くのしかかる展開も用意されています。
3. バトル新要素:「デュアル・ブースト」
おなじみの「ブレイク&ブースト」システムに加え、本作独自の**「デュアル・ブースト」**システムが導入されました。
- 2人の連携: バトル中、隣り合うキャラクター2人が協力してブーストを行うことで、強力な**「合体技(デュアルアーツ)」**を発動できます。
- 例:「剣士」×「踊子」= 剣の舞で全体攻撃しつつ味方を鼓舞する。
- 例:「学者」×「神官」= 聖なる魔法の柱を落とし、大ダメージ+回復。
- パーティ編成の戦略性: どの職業のキャラを隣同士に配置するかで使える合体技が変わるため、パーティ編成の悩ましさが倍増しています。
4. フィールドコマンド:「過去視」と「予言」
町の人々に干渉する「フィールドコマンド」も、主人公たちの特殊な出自に合わせて進化しています。
- 時間軸への干渉: 一部の主人公は、NPCの「過去を見る」ことで隠された真実を暴いたり、「予言(未来を告げる)」することでNPCの行動を変えさせたりすることができます。
- 昼夜の概念と戦況: 『2』で好評だった昼夜切り替えに加え、本作では「戦況」が変化します。夜になると魔物が町の中まで侵入してくるエリアがあるなど、緊張感のある探索が楽しめます。
5. Switch 2ならではの「ロード・ゼロ」
ランダムエンカウント方式のRPGでストレスになりがちな「画面切り替え」が劇的に速くなっています。
- エンカウントが一瞬: フィールド歩行中、画面が割れる演出から戦闘開始までがほぼシームレスです。
- ファストトラベルも爆速: 広大な大陸の端から端へ移動しても、ロード画面を挟まず一瞬で移動完了します。この快適さが、クリア後まで遊び尽くしたくなる要因の一つです。
6. 音楽:西木康智氏によるフルオーケストラ
シリーズの象徴である音楽も健在です。今回は古代をテーマにしているため、より荘厳で、民族楽器を多用したプリミティブな響きの楽曲が多く収録されています。
- ボス曲の進化: バトル前の導入部分から、ボス戦突入時に曲がシームレスに切り替わる演出(イントロ同期)は今回も健在で、Switch 2の音源処理能力により、さらにダイナミックな展開を見せます。
総評:RPGの原体験を最新技術で
『オクトパストラベラー0』は、懐かしいけれど新しい、JRPGの理想形を体現した作品です。
「昔のRPGはよかった」と感じる大人たちにはもちろん、重厚な群像劇を楽しみたい若い世代にも刺さる内容となっています。
12月現在、8人の主人公全員をクリアした後に現れる「真のエンディング」へのルートが難解すぎるとSNSで話題になっており、攻略班による解析合戦が盛り上がっています。年末年始、じっくりと腰を据えて物語に没頭したい方には最高の一本です。

第10位:ドンキーコング バナンザ
『ドンキーコング バナンザ』徹底解説
- 発売日: 2025年7月17日
- 開発: 任天堂 / レトロスタジオ
- ジャンル: 3Dアクションアドベンチャー
1. 「箱庭ドンキー」の正統進化
本作は、ゴールを目指して横に進む2Dアクション(『リターンズ』や『トロピカルフリーズ』)のスタイルを一新し、広大な3Dフィールドを自由に冒険するスタイルへ回帰しました。
- オープンアイランド: 舞台は複数の島々からなる「バナンザ諸島」。ジャングル、遺跡、工場、火山、そして海の中まで、すべてがシームレスに繋がっています。ロード画面を挟まずにタル大砲で島から島へ大ジャンプして移動する爽快感は、Switch 2の読み込み速度があってこそ実現したものです。
- 探索の自由: どこから攻略しても自由です。目の前の崖を登るもよし、海に飛び込んで隠し洞窟を探すもよし。「ゴール」ではなく「隠された黄金のバナナ」を探すことが目的のため、探索好きにはたまらない構成になっています。
2. コントローラーから伝わる「野性」の感触
前回の記事でも触れた通り、Switch 2のコントローラーのハプティック(触覚)機能が、ドンキーコングの「重み」と「衝撃」を見事に表現しています。
- ハンドスラップ: おなじみの地面を叩く技を使うと、叩く地面の材質(土、鉄、木、氷)によって全く異なる感触が手に伝わります。隠し通路の上で叩くと「空洞のような響き」が振動で伝わるため、直感的な謎解きが可能です。
- アクションの重み: ツタを掴む時のテンションや、敵を持ち上げて投げ飛ばす時のグッとくる抵抗感がリアルで、キャラクターを動かしているだけで気持ち良い「手触り」が追求されています。
3. 4匹のコングを「リアルタイム交代」
今回は特定のポイントだけでなく、フィールド上でいつでも操作キャラクターを切り替えることが可能です(ソロプレイ時)。
- ドンキーコング: パワータイプ。重い岩を持ち上げたり、地面を叩いて仕掛けを動かしたりします。
- ディディーコング: スピード&テクニック。背中のジェットパックで一定時間ホバリングしたり、二丁拳銃で遠くのスイッチを起動したりできます。
- ディクシーコング: 探索特化。ポニーテールを回転させて上昇気流に乗ったり、水中をスクリューのように高速移動したりできます。
- クランキーコング: 杖アクション。杖をついてダメージ床(トゲやマグマ)の上を跳ねて移動できます。
4. タイトルの由来「バナンザ・タイム」
バナナを集めることには、残機アップ以上の重要な意味があります。
- フィーバーモード: エリア内のバナナゲージが満タンになると、画面全体が黄金色に輝く**「バナンザ・タイム」**が発動。BGMがテンポアップし、移動速度や攻撃力が倍増、隠されていた道やアイテムが実体化するなど、一気に畳み掛ける爽快な時間が訪れます。この「溜めて、一気に暴れる」サイクルが中毒性を生んでいます。
5. 驚異の「毛並み」表現
Switch 2のグラフィック性能を分かりやすく体感できるのが、コングたちの「毛並み」です。
- フサフサの質感: 風になびく体毛の一本一本が独立して描画されているかのような密度感があります。水に濡れると毛が束になって重くなり、乾くとふわっと戻る表現などは、もはや実写映画レベルです。
6. みんなで協力!「おすそ分け4人プレイ」
本作は最大4人までのローカル協力プレイに対応しています。
- わちゃわちゃ探索: 全員でバラバラに探索してアイテムを集めることもできれば、ボス戦で「一人が囮になり、残りのメンバーが背後から攻撃する」といった連携プレイも可能です。
- 合体技: 2人のプレイヤーが近づくと「肩車」や「投げ飛ばし」などの合体アクションができ、一人では届かない高い場所へ行けるようになります。
総評:家族で遊べるアクションの決定版
『ドンキーコング バナンザ』は、難易度の高かった近年の2Dシリーズに比べ、3D探索型になったことで「落ちて即ミス」という場面が減り、幅広い層が遊びやすくなっています。
アクションゲームが苦手な方でも、とりあえずドンキーになってハンドスラップで暴れ回るだけでストレス解消になる、この冬の「元気が出るゲーム」No.1と言えるでしょう。

まとめ:2025年末はSwitch 2が熱い!
ランキングを見ると、任天堂の強力なIP(マリオ、ポケモン、ゼルダ、メトロイド、カービィ)が隙なく配置されており、サードパーティ製タイトル(桃鉄、アサクリ、オクトラ)も充実していることがわかります。
本体の供給も安定してきていますので、まだSwitch 2をお持ちでない方も、この年末年始に好みのソフトと一緒にデビューしてみてはいかがでしょうか。
